ジャンプ・サンデー・マガジン#49

今週は4作品をピックアップ。

ネウロ
ヤコがアヤの元に訪れ、自分にできることを確認する回。
アヤと話して内にある不安や疑問が氷解するときのヤコのアップが、とても印象的でした。美少女だったんだなあ。ヤコ。この時の表情は可愛いだけじゃなくて、為すべき事を理解した凛々しさも備わっていて、ヤコのベストショットの1つに数えられるかもしれないですね。
それから、カジュアルファッションに身を包み、髪型も変更したザ・ニューネウロもお披露目。これにはわたしですらかっこいいと思ってしまいました。わたし、ポニテは勿論なのですが、髪が後ろでまとまっているのが好きみたい。

で、あまりにネウロがかっこよかったので、興味本位でネウロ中心に活動されている方々はどのような反応をしていらっしゃるのかしらと、調べてみたんですが…。いやー、なんていうか流石。トんでく能力が並外れていますね。家にやっと変えてきて疲れてヤコがベッドに転がるシーンにエロスを見出す人の多いこと。「あ、そこなんだっていうかアレだけでそこまでたどり着けるんだー」と感心してしまいました。
あと、ネウロがシャツの袖のボタンを留めている仕草もものすげく食いついておられるし。うむ。着替えシーンってのは脱ぐときだけでなく着るときもエロスが潜んでいると言うことですな。いやー、勉強になるなあ。

P2!
敗者三様。まず、タイトルがいいなあ。今回の試合、勝者っていないんですね。誰もが負けたと思っている。特に、眞白とアキラはヒロムの執念(アキラがヒロムに見出したものは「執念」という言葉よりもっと強い何かだと思うんですけど、適当な言葉が見つからない…)に感じ入るものがあったようです。先週の感想で書いたヒロムの最大の武器に気づき始めた人が少しずつ増えてきているようで嬉しい限り。
未熟な主人公の成長ストーリーを読むときの醍醐味のひとつは、この主人公を認める人が増えていく描写にあると思っています。主人公が認められる瞬間、主人公を見つづけてきたわたしたち読者も「どうだい見たか。こいつ、すげーだろ?」と誇らしげな気分になれるんですよね。スラムダンクでいうところの「母鳥の心境」にも近いかもしれません。


あいこら
フェチは別腹!そして恋愛至上主義への反逆!
おれはいまひとつのパラダイムがシフトする現場に立ち会っているのでは?と錯覚してしまいそうになるほど、パワーに満ち溢れた回でした。先々週言ったとおりやはり井上先生は「第3の道」を提示してくれましたね。一生ついていくっす!


ネギま!
ヒーロー見参!
ネギがついにバトルフィールドへ!うっしゃー!あと少しで、超の野望がくじかれるんだな!壊れたカシオペアだけじゃ超をなんとかできるか不安だけど、それでも覚醒ネギなら…ネギならきっと何とかしてくれる。そう信じてますよ!

とはいえ、結局一般人の力だけで防衛できた拠点はなかったか…。その点はちょっと残念だなー。時間稼ぎと雑兵を倒したと言う点では大いに役立ったのかもしれないけど、一体くらいは倒して欲しかった…。