敵はどいつだ?

仕事がアレでも、マンガは読みます。というか最近マジで荒木先生に
支えられていると思う。その輝きで未来を照らしておくれ…。
というわけで今月のSBR感想です。

トウモロコシ畑という遮蔽物が多い状況で、ついにDioチームが仕掛けて
きます。しかもすでに周到に張られた罠にはまってしまっている状況。
この小屋がバラバラと崩れてきて、それそのものが脅威である描写が
何故か凄く好きです。超常的能力を用いた攻撃=エネルギー波が
当たり前になっている中で、あくまで物理的な干渉で相手を攻撃する
というところが他のバトルマンガとは一線を画しているからなのかも
しれない。

しかし、この「エコーズもどき」は怖い能力ですねえ。こういう物体に
特性を付与できるタイプとしてはキラークイーンなんかがあげられると
思いますが、あっちは付与できるのが「爆発」だけだったのに対して
こっちはかなり応用が利きますものねえ。というか実は康一くんって
凄いスタンド持ってたんだなあ。とまあ本編とは全く関係の無いところ
で康一くんの評価が上がっていくのでした。

そして今回ディ・モールト(非常に)弱気になっているジョニィ。
思えばリンゴォ戦も最初はジャイロには攻撃を命中させる「確信」が
なく精神的にリンゴォに負けていましたが、戦いの末「男の世界」に
踏み入れる「生長」を遂げました。きっとジョニィも今回の闘いで生長
を遂げるのだと思います。というか遂げなければチームとなったDioには
勝てないはず。前回入手した脊髄がカギとなると思いますが、この窮地
を乗り越え、最近すっかり板についてしまった解説役の座を返上して
欲しいものです。