電脳コイル#23話感想

吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!
なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ……!!
自分の利益だけのために利用する事だ…
暗号屋がなにも知らぬ『イサコ』を!!
てめーだけの都合でッ!

ゆるさねぇッ!
あんたは今 再びッ!
オレの心を『裏切った』ッ!


唐突ですいません。今まで書くタイミングがなかったのですが、今年はここ数年で最もアニメを見ている年でして。
その中でも、今もうこれを見逃したら相当鬱になるレベルではまってるのが電脳コイルなのです。
ジーンダイバーで目覚め、攻殻機動隊でやられてしまった身としては、どことなく天てれバーチャルシリーズの匂いも感じる電脳コイルはもう面白すぎてたまりません。

で、冒頭のあれですが、もちろん猫目に対してでございます。久々だなあ。画面の中に乗り込んでいってぶっとばしたくなる衝動に駆られたのは。だが同時に嬉しくもなったり。
22話で「世界の崩壊を…」なんて言い始めやがって、猫目もそれなりに事情があるんですよ的な雰囲気を醸し始めたので、ちょっと困惑してたのですが、今回の件で猫目を全開で嫌いになることができそうですw
どうにも猫目の感じからすると彼の目的は「汚名を雪ぐ」「圧殺された真実を暴く」系な感じもしますが、だからといって我らがイサコを生贄にしていい道理はないわけで。
何とか彼にも相応の結末があってほしいと思うのですが。ムスカっぽいとっちめられ方だといいなーww

で、本編といえば「お前はCLAMPか!」とでも言いたくなるほどの怒涛の伏線回収なのですが。
イサコの願いというか4423の存在って、攻殻S.A.C 2nd GIGでクゼがやろうとしてた「革命」の成功例なのかとちょっと思ってしまった。
ただ、クゼにしろイサコにしろやはり肉体を捨て去ってでもという選択肢は『ぬきさしならない状況』でないと選べないと思うんですよね。
だから、あと数話はそこらへんにもスポットがあたるのかしらん。何にしろ金沢が重要なポイントか?

それから、この数話でイサコは復活できるんでしょうか…。残り時間考えるとイサコの救済まで手がまわらなそう…。