週刊少年ジャンプ#48・週刊少年サンデー#48

今週はジャンプとサンデーの連載作品をピックアップ。マガジンは流石にネギま!とツバサがないとテンションが下がるのは否めない。

まずはジャンプから。
銀魂
あまりにも適切なたとえでテトラパック吹いた。でも新八、それは限りなくオタ思考だとおもうよ。

P2!
良いマンガだ。これはとても良いマンガだー。
感想を書くのははじめてになりますが、元卓球人としてディ・モールト(非常に)注目しています。P2!
地味地味言われてますけど、話の緩急やカタルシス、感情移入のしやすさなんかもきっちり盛り込まれてて、正しい少年マンガだと思うんだけどなあ。

第1話から描かれていたように、ヒロムはくやしい想いを胸に秘めながら諦めるという選択肢しか選べなかった少年です。いわばリングの上に立たせてもらう事すら叶わなかった。それが中学に入って卓球と出会い、初めてリングの上に立つことを許されました。だから、がんばる。チャンスと希望を与えてくれた人に報いるためにも今度は諦めない。

ヒロムの最大の武器は「くやしい」を前に進むエネルギーに変える力。この負けん気は現在週刊少年誌に連載しているスポーツマンガの中でもトップクラスなんじゃないでしょうか。うむ、これは読んでて心地よいよいよい。

さて、本編のほうと言えばラストで地味と言われる卓球マンガでも流血沙汰は表現できるということを証明したわけですが(違)、これで勝負はお流れになって因縁というフラグ立てってことになるのかなー。
ヒロムは実力はまだまだなので、このケガで試合に出られなくなったとかそういうレベルの話には早いと思うし、かといってこれで後遺症がのこるなど後に引くくらいのダメージだったら、ただでさえ運動能力低いところからスタートしているのにその上またハンデだなんてどれだけ逆境なんだよって話になるでしょうから、このケガについてはさくっと通過して欲しいところ。


つづいてサンデー。
ガッシュ
ロデュウ。お前が…こんな熱い散り様を見せてくれるとはよぉ〜〜〜っ
まさか………「まさか」って感じだがグッときたぜ!!
いやー、これは正直予想外。ちょっと前まで魔人清麿にイイ感じにボコにされていたとは思えませんよ。そしてこの瞬間ロデュチーはまっとうなノーマルカップリングであると言うことが証明されました。ブラボー、おおブラボー。
ガッシュという作品では、この魔物とパートナーとの別れというものをとても丁寧に描いていて、それが作品を「血が通っている」ものにしていますが、魔界の王を決める戦いが終わった後、再び魔物とパートナーが出会うことができるような後日談があればいいなあと最近は思ってます。ロデュチーに限らずかなり「美味しい」コンビ、カップリングがごろごろしているんで、狙い目ですよ?(何の

GOLDEN★AGE
良いマンガだ。これはとても良いマンガだー。(2回目)
連載開始当初はカップリングを如何に展開させるかが注目の的であったこの作品でしたが(そうなの?)、なかなかどうして正しい少年マンガでとても面白いですよ!
しかも、サッカー解説もわかりやすくてベネ(良し)。なるほど、ようやくコンパクトサッカーの特長を理解しました(遅)。
それにしても蓮葉も言うとおり、白河の器は計り知れないものがありますね。人身掌握術もさることながら、仲間のために怒り我を忘れる熱さも持っているとは。こりゃハーレムエンドも夢じゃない!?(結局そこですか)

あいこら
おおおぅっ。まさかここまでラブにひなるとはおれっちの予想を少々上回る展開だったぜぇい。でも最後のページのハシラ文でも書いているとおり、このままでは行くとは思えない。ラブひなだって東大合格&まともな告白は7〜8巻。そっからさらに倍話が続いたからネ!(しかし今から思うとよくもまあそこまで着地を引き伸ばしにしたもんだなあ>ラブひな

ブリザードアクセル
「『試合には出る』『左腕も守る』「両方」やんなくっちゃあならないってのが「パートナー」のつらいところだな 覚悟はいいか? オレはできてる」

わたしが考えていた「覚悟」を超えた「覚悟」を見せ付けてきたーッッ!
桜木花道の如く精神が肉体を凌駕してのプレーでいくのかと思っていたら、第3の選択肢ですよ。しかも、今までのペアで培われてきた「絆」でハンデを乗り越えるとは。良いマンガだ。これはとても良いマンガだー。(3回目)