P2!完結編 感想

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。なんだろ。頭の中がこうぐるぐるぐるぐる渦巻いてうまく言語化できないのですが。

最初に作品の内容についてではなくて、この完結編の位置づけについての感想を述べさせてください。
まあ、正直に言うと残念ですね。典型的な打ち切り最終回でした。
赤マルでのチャンスがもらえたということは、本当に打ち切りが必要なほど人気が無いのではなく、運悪く改変期に最下位周辺だっただけなんじゃないか。作品の持つ力からすれば温情がある程度あるんじゃないかという淡い希望があったんですよ。
なので、連載最終回のときの感想で冗談めかして書いたんですが、心の奥では割と本気で武装錬金的ソフトランディングを期待していました。(もちろんもっといいのはスクエア等で復活でしたけど)
でもこの完結編はもし2007年が53週だったら今回の話が入って終了だったんだろうなって感じでどうにも。この終わりだと単行本での大幅書き下ろしによる大団円も厳しいのかな…。

完結編の内容についてですが。
こ、これはPS版To Heartの志保エンド!?
いや幼馴染的というか腐れ縁的なキャラが一時離れて久しぶりの再会っていうシチュエーションがちょっとだけ似てたっていうだけなんですけど。
多分脳内で乙女=志保(外の世界に踏み出す者)、アキラ=あかり(寄り添う者)という図式の中で、乙女がいない間に(川末先輩が危惧する程度に)アキラとのフラグが立ったところに本命登場!っていう補完が一瞬のうちにされちゃったからなんだろうなあ。志保エンドがよぎったのは。
わたくしPS版To Heartにおいては、あかりを正エンディングだとしたら志保が裏エンディングだと思っているくらい志保エンドには思い入れがあるので、かすっただけで過剰反応しちゃうというのはあります。

でもでも。実は乙女の留学の理由が、アキラが抱くヒロムへの想いに気づいてヒロムの側にいるのは同じ卓球プレイヤーであるアキラの方がふさわしいのでは?と考えてしまって、じゃあ自分がヒロムの隣で肩を並べられるようになるにはどうすればよいかを考えた末の留学とかだったら、どうだろう!?
で、「自分」を獲得した乙女とアキラ(そしてちょっと当て馬的ポジションかもしれないけどエリスも。乙女へのおねーさま発言からそっちのフラグも立っているでしょうけど、ヒロムの控え室に一番最初にいたところや、背が伸びなかったというヒロムの現在を知っているところから察するに、ヒロムへのフラグもそれなりにあると見ました)でヒロム争奪戦がよーいどん!ですよ。
アキラは乙女には敵わないと思っているんだけど、そこでアキラ一歩引いてしまうアキラの姿勢がエリスには許せなくて(「そんなの私の知ってるアキラじゃない」的な台詞を吐いたりね)共同戦線とかとか。
もちろんこのあとはエリス主導による赤松健的攻勢で、同人的にもオッケーってな寸法ですよ。ええ。ええ。





えーー・・・、妄想が妄想を呼んで本当の本編について語っていませんが、ちょっと時間がないので次のエントリーにまわします。(えー
P2!はこっちとしても思い入れ強いんで、さすがに絶対後編書きます。一週間後くらいになると思うけど。