アマガミ 薫・絢辻さん感想

昨日は感想まで書けなかったので以下感想。

薫スキルート ベストエンド

アマガミも最近の例にもれず、事前情報をほとんど仕入れてない状態で購入したのですが、まー、第一印象でツボすぎたのが薫です。
「恋愛」という単語から最も縁がないと思われていた悪友が「恋愛」に目覚めていくって…大・好・物ですっ!!!
あれだね、「薫」って名前の悪ガキは、デレ期に入るとスゴイね!(絶チルしか他に例がありません
特にレベルアップ時の独白がもう!もう!アマガミは、ゲームの進行と女の子との関係性を3段階に分けて表現しているんですが、各レベルのステップアップ時に好感度が一番高いキャラクターの独白が入るのです。

そして、薫ルートにおけるこのゲームの真骨頂というべきイベント、へそちゅー。これはもうね…。流行の言葉でいうなら「ほぼイきかけました。」ですよ。
ここは佐藤利奈さんの演技もディ・モールト・ベネ(非常に良し)!ちょっと声が上ずるのがずるいよなあ。

ラストのクリスマスデートは、うわー青春してるって感じでちょっとこっぱずかしかったなあ。浜辺の散策で水の掛け合いて!
通してみた感想は期待通りの進行で大変おいしゅうございましたといったところです。

絢辻さんスキルート ベストエンド

当初薫攻略後は、新谷ボイスにやられてしまったので梨穂子にするか、この子のデレ期を見たいという理由で七咲にするか迷っていました。
が、わたしが萌えのエヴァンジェリストとして尊敬しているYU-SHOWさんをはじめ、どうやら界隈では皆優等生さんのペルソナを剥がす系のお仕事に従事している方が多かったので、急遽絢辻さんルートへ。
取説や出会いイベントを見た限りはあまりグッと来るものがなく、噂ではドS展開と聞いていたのでその筋ではないわたしは当初食指をそそられなかったんですが…。


これはキた。


なんですか。絢辻さんから発せられるこの強烈な遠坂臭は。ああこれはヤバイヤバイ。
ただ、遠坂凛は攻撃力最高防御力最低キャラだったわけですが、絢辻さんは防御力もかなり高め。シャドウホークをグレードアップしたらクルセイダーになりましたみたいな?(分かりにくい
しかしそれゆえに、装甲を貫通して機体中枢までいくと…つかさちゃんかわいい!
つかさちゃんといえば、遊園地デートのアレはかなり不意を突かれましたよ。
薫ルートですでに性別反転ネタを見ていたので、絢辻さん男性化ってどうだろ…と思っていたら、まさかのロリ化!
このロリつかさはその筋でなくとも正直ご褒美でした!
あれで肉体に引きずられて精神も幼児退行して、理性と精神のせめぎあいまで行ってたら最高だったんですけどねー。

で、噂のドS展開ですが、そんなでもないんじゃない?って感じでした。
確かにレベル2において絢辻さんが正体を現したときは、本っ気で戦慄するSっぷりでしたが、すぐデレが見え隠れし始めるので、本職の方からすると
「デレるのはえーよっ!!もっと蔑んで!罵って!いたぶって!」って思ったんじゃないかなあ。

絢辻さんのシナリオですが、ちょっと駆け足気味だったかも。これはテンポのよさと考えることもできるので、これくらいが丁度よいのかもしれませんが。
薫のときも好感度が「デアイ」から「アコガレ」にあがった段階でもうちゅっちゅちゅっちゅしてましたからね。
そのときは『こんなん「アコガレ」じゃねーよ!「アコガレ」でこれだったら「スキ」になったらどうなるんだよ!』って思ってましたが。(結果→へそちゅー)

話がそれましたが、絢辻さんシナリオが駆け足気味と感じる原因は、手帳の件や家族との確執といったフラグが回収し切れてない(ように見える)からです。
まあ主人公の存在が絢辻さんの存在を肯定することで、それらが問題にならないステージに絢辻さんは上がったので、回収する必要自体が無くなったというのは理解できます。
ただ、その様子を具体的に見せてほしかったかも、と。
これはシナリオがまずいということではなくて、ゲームシステムの制約が絢辻さんが持っている「話のネタ」を100%引き出せなかったのかなー。

ちょっとネガティブっぽく書いちゃいましたが、これらは「惜しい」要素なんで、絢辻さんルートには満足してます。自分の居場所を主人公の傍らに見つけた絢辻さんはまさに憑き物が落ちた感じで、もうつかさちゃんかわいい!(2回目)

あと、エピローグ。これはっきり言って朝チュンだよね。薫のエピローグでは否定されちゃったけど、こっちはどう考えてもあの後一戦あったと思うんですけど。
というわけで、あの後の詳細を一刻も早く同人誌という名のレポートとして誰か提出して!