ジャンプ#24 感想
江尻
『生き残るのは…………この世の「真実」だけだ……
真実から出た『誠の行動』は…………
………決して滅びはしない………
もて王は死んだ……ユンボルも…メゾペンも…
しかし彼らの行動や意志は滅んでいない………
彼らがこの「連載」をぼくに手渡してくれたんだ
そしてお前の行動が真実から出たものなのか…………
それともうわっ面だけのアンケから出たものなのか?
それはこれからわかる
あんたははたして滅びずにいられるのかな? 編集長……』
おもわずはちべえさんのようにネタにしてしまいましたが。
嗚呼…もて王が終わっちまった…。P2!が生き残ったのは嬉しいけど、だからといってもて王が犠牲になるなんてことは望んじゃいなかったのに…。
もて王
というわけで、最終回。うーん。正直何が敗因だったのか良く分からない。ネタの対象年齢が高すぎたってこと?
ボーボボだって結構高めの球放ってると思うんだけどなー。
何はともあれ、きれいな終わり方というか。ジャンプ的に正しい友情とか絆とかを描きつつ、いつもの日常へといった締めでした。
そうか…もて王のヒロインは悠だったのか(違
大亜門先生のマンガはジョジョやジャンプ、自分のキャラクターにと、とにかく「愛」が詰まっていたと思うのですよ。だからとても「切ない」。
武装錬金やユンボルのときは「悔しい」だったけど、こう胸に来るものがありますなあ。
ひょっとするとジャンプのメイン読者と大亜門先生の作風にはずれがあるかもしれないんですけど、それでも大亜門先生はジャンプで次もやって欲しいと思います。お疲れ様でした。
大亜門先生ッ!あなたの命がけのネタッ!ぼくは敬意を表するッ!
P2!
冒頭でネタにしてしまいましたが、「受け継いだ者」であるところのP2!。
作品内においても「受け継いだ者」のヒロムが爽やかに熱すぎます。まさに
「去ってしまった者たちから受け継いだものは さらに『先』に進めなければならない!!」
といったところか。
なんかこのヒロムの原動力は、赤木のバスケへの想いを知った桜木花道に通じるものがあります。お互い慕う相手もゴツイし。
ああ、そうか。スラムダンクに似た匂いがあるからP2!が好きなのかも。