冬コミレポートというか雑感というか

あけましておめでとうございます。実家から戻りました。
ありがたいことに2009年度も(少なくとも前半は)仕事がファイアーすることがほぼ確定しているので、趣味で得たものをアウトプットするのが難しそうですが、ぼちぼちやっていきます。
年末の更新でも書きましたがこの年末年始は少々余裕があるので、C75のレポート的なものを。


設営日

夏はちょうどユーザー対応とバッティングしていたんで設営どころではなかったんですが、冬は参加出来ました。
前回のエントリーでも書きましたが、2008年は本当に日程が良く設営も参加しやすかったです。
それは全国的に言えたようで、設営参加者は例年より多めでした。
参加者が多いと仕事のスピードも速く、今回はかなりの好レコードだったよう。わたしは東456ホールの設営でしたが、13:40には設営完了してました。
もっとワークシェアリングしてもよかったような気もしましたが、棟梁もオンスケっていってたのでまあいいか。

反省会恒例のアンケート(?)では、世情が反映されてましたねー。職場がクリスマスから年末年始休暇に突入した人や、派遣契約が打ち切られてしまったひとも来てました。
コミケで充填したヲタパワーで乗り切ってくれるといいのですが。
それにしても、拝御先生は立派なエンターティナーですな。正直あの進行は惚れ惚れしたわ。


1日目

わたし、実は今年でコミケ参加暦10年に突入するのですが、この10年の間、ある誓いを立てていました。
それは企業ブースでは買い物をしないということ。
やっぱりコミケの主役はアマチュアリズムというか、市場原理を超えた『何か』に突き動かされるオタクじゃないですか。
なので、企業ブースをコミケ参加の目的にはしないと決めていたんです。
(といっても、企業ブースの存在は肯定です。あくまで自分は企業をターゲットにして行動計画は立てない、それよりも同人誌を1冊でも多くってことです。
また、プロが同人活動やるのはアリです。(本音はどうあれ)ビジネスしに来ているんじゃないってことが重要)

しかし、ついにその誓いを破ってしまいました。原因はこれ。


無かったことにされたものばかり思っていたリッジレーサー6のサントラがががが!
しかも、同ブースでわPグッズも一緒だとう!?
この知らせを聞いたときには、こみパのプロローグが幻視されたわ。

「さあ、選べっ!おまえは買いに行くのか! 買いに行くのか! 買いに行くのかっ!」

ニア 買いに行く
  買いに行く
  買いに行く

てなわけで、禁を破り写真の通り見事購入したわけですが。ヤッベ!ディ・モールト(非常に)ベネ(良し)!
もうヘビーローテーション。なんでこんなにはまってしまっているのか、自分でも正直わからないくらい聞いてますねー。
購入した瞬間は少々何かを失ったようにも思いましたが、今はただただ満足です。

めでたく(?)企業童貞も喪失して、本来のわたしの本命たる同人誌購入へと向かったのですが。

地図がねえorz

なんと、これもまた参加10年目にして初となる、マップを家に忘れるという大失態。
いやー、マジで目の前が真っ暗になったわ。確かに今回使用するバッグを選んでたときに荷物を何回も出し入れしてたんだよな。
こういう事態は想定したこともなかったんで一瞬あせりましたが、やはりいざとなったときに頼りになるのはカタログ本体。
付箋はつけてたんで、直接カタログで検索しながら同人誌を購入することに。
カタログは最後の武器だと改めて認識しましたが、正直これが3日目だったら\(^o^)/だっただろうなー。

で、購入物はこちら。


上段:みやぶる企画Street.Master.Dragon
下段:桃熊薬局、だらだら部ゲーム分科会、thenextgamers

みやぶる企画さんのFFVファリス本がえらく浮いてる(苦笑)。いや、次元の差(2or3)でいったら桃熊薬局さんの方が浮いているのか?
どれも愛があるという点では共通なので問題なしですが。
thenextgamersさんは、カタログ下部の配置担当の一言コーナーP.288-289で担当さんが見つけたサークルさんだと思われるのでおもわず購入。
今思うと、サークルさんに聞けばよかったなー。「これ、ひょっとしてカタログで配置担当さんが言ってたやつですか?」って。

1日目は服とか日用品を買い込む用事もあったので、早々に退散となりました。


2日目

東方もひぐらし/うみねこも手を出してないわたしにとって2日目は少年マンガFCの日であり、すなわち西ホール無用の日だったのですが、今回は事情が違ってました。

  ・わしンちさんのところで、べびプリパクカという名の家族を保護しなければいけない。
   (わしさんは今回東方で参加なので西)
+)・HMOの中の人が待望の楽曲CD化。
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  突撃するしか!

ということで、数年ぶりに2日目の西ホールに馳せ参じたのですが…。

何、この最終日東館壁際…('A`)

西でこの摩擦係数は正直ありえない。つか、あのときの私は『落雷(ナルカミ)』が撃てたね。(静電気を溜めやすい体質)
まあ、何とか目的の上記2点は手に入れたわけですが。
東方界隈はやっぱり何か怖いわー。一見さんお断りというか、もはやわたしなんぞが入り込む隙間が無さそうな感じがひしひしと。
わしンちさんはもちろん、ほかにも好きなサークルさんが続々と東方本出してるんで興味がないと言ったら嘘になるんですけど。
上に書いたとおり、空気が怖いし、STGは頭痛がしてくるくらい苦手だし、PCはひんそーで動きそうにないし、そもそもPCゲームなんて手を出してる余裕ないしで、しばらく(というかこの先ずっとかも)東方とは縁がないんでしょうなあ。
DSかPSPで出てくれれば少しは頑張れるんですが、ま、無理な話かな。あとはXBLAとか。

2日目の購入物はこちら。


上段:くろねこのかんづめ(HMO)、サギリック
下段:わしンち


上段:bolze.
下段:上田丸子電機商会、日本晴


上段:飛行第50戦隊美彩'dUGO
下段:虹のある街/田舎工房赤坂小町

HMOさんはリッジ6とならんで現在ヘビーローテ中。
わしンちさんの東方本は買い支えたい気持ちから購入。上記の通り東方ネタよくわからないですが、それでも面白い。「スケールのでかい話」のネタは絶品。
上田丸子電機商会さんは正直いってすごい。本家古賀先生のテイストをよくもここまで再現できるなーと思う。
UGOさんはさすがの本家新刊対応。

  
そして、わたしの家族たち。
あれ?20枚入ってると思ったら、覚醒ホタだった件。
パクカ見て思ったけど、べびぷりタロットってのもありかも。

さて、冬コミと言えば忘れてはいけないものがもうひとつあります。それは、


勘違いしないでよねっ!献血回数が3回になってるのは、献血手帳からカードに移行したときにリセットされちゃっただけなんだからっ!

年末年始に傷ついた東京都民を文字通りオタクの血に染める行為こと献血
今回も無事献血完了してきたわけですが、献血履歴がおかしいことに。
このまま記録を伸ばし続けてもいいんですが、年1回しか献血しないってのもちょっとアレかと思うので、2009年はもう少し回数増やそう。


3日目

はい。男の子の日ですよ。3日目は弾薬と積載容量の限界まで行動するのみです。


上段:WHITE GARDENじぇのばけーき、うたひめ、ASGOROUTE1
下段:ちゅうにアースライトあれ。


上段:おもいで広場eau-RougeS-FORCEち○こビーム
下段:ハンマーフォールRICK RUBIN


上段:そとまきろーるpapillon真昇龍軒木星帰り
下段:翠霞Chemi-Storyなべや


上段:加藤精機製作所RUBBISH選別隊黄鶏餅
下段:SP7、邪屋。


上段:LABO Februaryくれじっと/二束三文
下段:さくらぢまんじゃめな本舗


上段:暗黒暴走組、あかむに。Emode
下段:忍ノ館Ko-wa's Inn


上段:ビビンシア!寅組、ストロカインムコスタ錠ジャージ革命
下段:KKITT出版部、懐旧的映像資料室

14時くらいには主要な目的は済んでたんですが、アイマス島を一回りしたところ財布が思ってたより軽くなったので、ガレリアに避難してました。
今のわたしにとってアイマス島は危険。ちぃ覚えた。
正直、べびプリに関してはもっと買いたかったなーと思うのですが、弾薬切れだったのでやむなし。ただ、papillonさんのマリー本が素晴らしかったので、総合的にはまあまあだったのかな。
それから木星帰りさんが同人活動を継続してくれていたのは個人的には嬉しい限り。コピー誌も以前と変わらない切れ味で面白かったです。
さくらぢまさんとこはまさか列が形成されているとは思わず、びびりました。数年前から最重要チェックサークルでしたが、「大きくなったなあ」という感慨もありましたねー。
DTP、フォント系は一応関連業界にいるんで参考までに。


撤収・反省会

無事全日程が終了した後は撤収です。設営に比べてトラックの到着や配備が遅れてたんで、時間がちょっとかかりました。
わたしも実感してましたが、反省会でも今回は天候も良く事件らしい事件もなかったようで、平穏そのものだったと報告がありました。
今回は中川翔子さんといった著名な方がコミケに参加していたので、その周辺が少々賑やかになったってことくらい?
あとは企業ブースでパチスロの新製品発表があり、パチスロ業界のマスコミが取材に来たというのもありました。
まあ、あの業界とオタク業界は境界線が無くなってるようなものですから、今後も増えていくんでしょうなあ。

とりあえずC75は世間に反して「平和」だったの一言に尽きるでしょう。ちょっと物足りない気もしますが、次回も平和なコミケだったらいいなあ。