乙嫁語り 感想
パネェ…。これはマジパネェ…。
いやもう、この書き込み量はただ事じゃない。正気にては大業ならず。絹道はシグルイなり。
あとがきにも書いてますが、19世紀中央アジアの風俗いうたら、馬で羊でじゃらじゃらで絨毯じゃないですか。
仮にこの企画を他のマンガ家や編集に持ち込んだとして、これと同程度の紙面密度をオーダーされたら、2,3ページ描いた時点で心が折れること必至だと思うんですよ。それを己の萌力をエネルギーに連載でやってしまうのが森薫先生ですなあ。
で、アミルですよ。素晴らしいですね。森薫先生をして「明日死んでも悔いのないキャラ作り」というだけあります。
なんといいましょうか、リアルに嫁に欲しい。
凛子はまだ「恋人」ってことでどうか(と言われても
お話やコマ割りも引き込まれるんですが、なにより絵を見ているだけで幸せになれるマンガ。
こんなマンガそうそうないですよ。
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: コミック
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